診療科目
予防歯科
のぞむ歯科は、あなたの「今」だけでなく「未来」も守る歯科医院です。
わたし達は、歯科医療に従事しているからこそ、この世にあなたご自身の歯に勝るものはないことを知っています。
そして削ったり抜いたりした歯は、もう二度と元には戻りません。
あなたの今ある歯を、お口の健康を大切に、そして決して失うことのないよう、「定期検診」を受けていただきたい、と切に願っています。
のぞむ歯科では、患者様ひとりひとりにあったお口のケアを実施するため、唾液検査を勧めさせていただいております。
01：日本はまだ予防後進国
実は、日本人成人の約8割もの人が「歯周病」です。
そして歯を失う原因の多くが、この「歯周病」と呼ばれる「歯茎の炎症」によるものです。
歯を磨く回数は多い日本人ですが、定期検診受診率に関しては、スウェーデン約90%、アメリカ約80%と言われる中で、日本はたったの6％なのです。そしてこれが、ほかの国と比較し80歳になったときの残存歯数の少なさに影響しています。
02：定期検診では何をする？何のため？
✔︎虫歯になっていないか
✔︎歯周病の程度や進行していないか
✔︎歯科衛生士による口腔内クリーニング
（普段自分の歯磨きでは落とせないバイオフィルム（細菌の膜）などを除去します）
✔︎被せ物や詰め物に不具合がないか
✔︎お口の粘膜に異常がないか
など、様々なことをチェックします！
これにより
・虫歯や歯周病になるリスクを大幅に軽減できる
・万が一虫歯になってしまった場合でも早期の治療が可能（初期虫歯は削らなくて良いことも！）
・定期検診、早期治療の方が費用を安く抑えられる⇨生涯医療費も安くなるという報告があります！
そして、なにより将来的に自分の歯を残すことができ、一生自分の歯で食事ができます。
03：健康寿命を伸ばすために
歯周病は、要介護の原因となりうる様々な病気を引き起こす原因となったり、病気を悪化させたりします。
例えば、糖尿病や心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、肥満、誤嚥性肺炎などです。さらに、関節リウマチ発症にも関わることがわかっており、歯周病がある人は、関節リウマチ発症リスクが2.7倍も高いのです。
そして、歯周病により歯を失うと、一体何が起こるのでしょうか。
それは、食べ物を美味しく食べられないことはもちろん、歯を10本以上失うと、肺炎による死亡率は2.5倍も高くなり、歯を20本以上失うと大腿骨（ふとももの骨）骨折はなんと5倍も増えるのです。
今、日本人の寿命は、医学の進歩によりどんどん伸びています。その中で、どう生きるかがとても大事です。
「寝たきり」の原因となる、転倒による骨折や、認知症、脳梗塞のリスクを、お口のケアによって大きく下げることができるのです。
雑誌「プレジデント」の健康に関する調査によると「70代の最も後悔していること」第1位が「歯の定期検診を受けていればよかった」です。そしてこれは50代においても、第2位となっています。
どうか後悔のないよう、のぞむ歯科でお口の健康を、そして身体の健康を守っていきませんか？
